転職する前に実践したい対処法
新人の看護師であれば教育を受けながら実際に仕事をしていくことになると思います。しかし、この教育に関しては教育者にとても左右されることは事実です。
教育に悩む
正しい助言が得られない先輩看護師にマンツーマンで指導を受けることは返って自信がなくなっていくことにもなります。そしてそもそも教育制度が確立されていなかったり、誰から教えてもらえば良いのかもわからないということもあります。新人で様々なことを勉強して仕事をしていかなければならない立場であるものの、教育体制に不満を覚えてしまうと仕事が苦痛に変わってしまいます。このような状況に置かれた場合の対処法を知っておきましょう。
教えてもらう姿勢
まずは十分な教育を受けられないと嘆く前に、自分にその原因がないのかどうかを考えることが大切です。周囲のせいにしてばかりいると、誰も教えたいと思ってくれる人がいなくなってしまいます。教えてもらう側として、教えてもらって当然という考えがあればそれは間違いです。教えがいのある、成長してもらいたいと思ってもらえる後輩になりましょう。教えてもらう時間は本来、教えてくれる相手は通常業務に当てている時間です。つまり、メモをとったりして教えてもらったことは忘れない姿勢を持ちましょう。もちろん、全てを1回で覚えることはとても難しいので、最低限忘れない意識と姿勢を持つことを覚えましょう。そして明日経験するかもしれないことがわかっていれば事前に予習しておいたり、積極的にわからないことを質問して解決していく姿勢も大切です。
このように知りたいと思っていることがわかるような姿勢を示すと、相手も教えがいがあり2回目の説明となってしまっても努力が見えるので不満を感じにくくなります。
どうしても解決しなければ
自分が学びたいと思っていても、相手がそもそも新人を邪魔だと思っている場合はどうしようもありません。多くはいないと思いますが、自分もかつては新人だった頃を忘れて新人を仕事の邪魔だと思っている人も中にはいるのも事実です。そういった場合だと十分な教育を受けることが出来ず、正しい仕事も覚えづらくなってしまいます。そのような場合には教育者に問題があるため上司や信頼出来る人に相談しましょう。それでも正しく対処されない場合は転職も考えましう。新人看護師は看護師としてどのように仕事を捉えていくか考える大事な時期です。この時期を無駄にしないためにも早めに見切りをつけて、新しい職場で充実した教育を受けて仕事を楽しめる環境に移りましょう。